Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
堤 正博; 谷村 嘉彦
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 557(2), p.554 - 560, 2006/02
被引用回数:14 パーセンタイル:68.04(Instruments & Instrumentation)環境線の線量率測定及びスペクトル測定への新しいLaCl(Ce)シンチレータの適用性について評価した。このシンチレータは、良好なエネルギー分解能及び速い減衰時間を持つため、特に高計数率場の線スペクトル測定に適している。本報告では、25.4mm25.4mmのLaCl(Ce)シンチレータの特性試験を行い、同サイズのNaI(Tl)シンチレータと比較した。得られたパルス波高スペクトルはG(E)関数により線量換算した。LaCl(Ce)は、結晶自身にある程度のバックグラウンド放射能を有するものの、そのバックグラウンドの寄与を差し引くことで低レベルから数mGy/hの高線量率に渡る線のスペクトル測定及び線量率測定が可能であることがわかった。平常時はもとより緊急時のモニタリングにとって有望なシンチレータである。